ゴリラめだかのブログ

南の島でメダカを飼育しています

オリジナル体内光系統(part3)

こんにちは、ゴリラめだかです🦍


今日はネタ不足につき体内光系統の近況報告です。近況というほど前回から間が開いていないのはご容赦下さい。


オリジナル体内光系統

以前から少し紹介させて頂いている系統ですが、黒百式を用いた交配です。
とある検証のため、黒百式の側面光を別品種に乗せようと交配を行っています。

過去の記事はコチラからどうぞ
gorillamedaka.hatenablog.comgorillamedaka.hatenablog.com


近況報告

現在、同系統から産まれた子が表現のある程度見える若魚になった時点で、どんどん選別を行っています。
その中で、気になった個体たちを紹介します。

体内黒の際立つ個体



まずは、以前の記事でも紹介した個体です。
鰓蓋周辺に体内黒がにじみ出ているこの個体は、体内黒と濃い体色を両立しているので次期種親の有力候補です。

現在2㎝ちょっとですが、鰓蓋下部の青色も気になるし成熟して仕上がった時の表現を早く見てみたいです。

黒体色と側面光を両立した個体



次に、最近見つけたばかりの黒体色と側面光を両立させた個体です。今まで体内黒や側面光を兼ね備えた茶体色の個体は多く出ていたのですが、黒体色はこの個体が初めてです。

実は、冒頭で書いた「とある検証」とは黒体色と側面光の組み合わせが、どのような表現になるのか見るものなので、私にとってこの個体は非常に価値のあるものだと感じています。ただ、体内黒が見えないこと体色が薄いこと考えると理想には程遠いのですが、運が良ければ検証に進歩が得られると思います。


告知

「改良めだか振興会 関西・中国地区の合同即売会」は明日です。当振興会主催のめだか掬い日本一決定戦の関西・中四国予選も行われますので、奮ってご参加ください。

では、また次回👋


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北辻ヒレロングの考察

こんにちは、ゴリラめだかです🦍


今回は「北辻ヒレロング」について考察です。

北辻ヒレロングとは

ご存知のとおり北辻ヒレロングは北辻メダカさんが見出した新しい形質で、尻ビレ及び背ビレの軟条が増えて鰭全体がワイドになるものです。

また、写真の様に尾筒が太くなり尻ビレと尾ビレの距離が近くなるのも特徴です。


入手までの経緯

初めて北辻ヒレロングを知ったのは某アクア雑誌で見てのことなのですが、それから気になって北辻メダカさんのインスタをフォローしてました。

そして、ある日見た個体に衝撃を受けました。

🔽それがコチラの3-4枚目の写真と動画。

www.instagram.comこんなシルエットのめだかはそれまで見たことがなかったので、もの凄く欲しくなったのを覚えています。

暫くして、どうにかヤフオクで手に入れた北辻ヒレロング系統が冒頭に載せた写真の個体です(本家の個体ではありません)。


細い背ビレに悩む


ただ、手に入れた系統からは背ビレの細い個体が多く産まれてきたので、どうすればワイドにできるのか悩みました…

そこで、まず行ったのはシンプルに沢山採って背ビレが広い個体を地道に選抜累代することです。

すると、上記の様な個体が徐々に産まれるようになりました。

しかし、まだ本家のようなワイドには程遠い…


光体型のヘテロ

そこで色々と情報を集めて推測し、ある仮説を立てました。北辻ヒレロングのワイドな背ビレは光体型のヘテロなんじゃないかと。

一般的な品種でも光体型ヘテロは背ビレの軟条が増えることから、北辻ヒレロングならより増えてもおかしくないはず…


さっそく光体型との交配を進め、最近F2世代が大きくなり表現が分かるようになってきました。


🔽北辻ヒレロングの普通体型

🔽北辻ヒレロングの光体型

🔽北辻ヒレロングがヘテロの光体型

 
🔽光体型がヘテロと推測される北辻ヒレロング

どうでしょうか?

光体型と交配した途端にワイド個体が産まれ始めたので、やはりワイドな背ビレは「北辻ヒレロング+光体型ヘテロだという説が私の中で強まりました。


最後に

北辻ヒレロングの尻ビレや背ビレの軟条が増える形質は非常に面白く、めだか改良に大きな可能性を秘めていると思います。

特に、光体型ヘテロの背ビレが一般的な形状と異なる点は興味深いです。

また、北辻ヒレロングから派生したレジェンドフィン(背ビレや尻ビレが尾ビレと繋がる)の表現も今後のめだか改良に大きく貢献しそうな予感です。


そんな北辻ヒレロングを今後も楽しく累代していこうと思います。では、また次回👋


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fusion360でネジを作る

こんにちはゴリラめだかtakaです

梅雨に入って毎日雨続きですね

庭木の水やりをやらずに済んで助かります

 

先日知人のSさんから

ボトルのキャップが割れたので作れないかと相談がありました

 

f:id:GorillaMedaka:20220513022756j:image

 

キャップと言えば当然ネジが切られています

ふだんfusion360を使っていますがネジは作った事ないので面白そうなので早速作ってみました

 

fusion360はネジを簡単に作る機能がありますが設定方法がいまいちわからないのでノギス片手にちまちま実測

 

なんとか出来上がったモデルがこちら

 

f:id:GorillaMedaka:20220513024850p:image

3Dプリンタで造形すれば出来上がりです

 

後で分かったことですが、ネジは直径と高さが決まればネジピッチも決まるんですね

当たり前かも知れませんが

今回初めて知りました

ふだん何気なく見ているネジひとつでも奥が深いです

いい勉強になりました、ありがとうSさん

 

後日、Sさんからお礼にキリン1番絞り6缶パックを頂きました

ばっちり使えるそうです

 

今回もめだかに関係ない話しでした

 

ではまた

 

 

 

 

 

めだかの産卵床

こんにちは、ゴリラめだかです🦍


皆さんはめだかの産卵床に気を遣っていますか?最近気付いたのですが、意外とめだか達は産卵床に対して繊細なのかも知れません。

今回はめだかの産卵床を改めて確認し、最後に私が感じたことを書きます。

産卵床の種類

めだかの産卵床には色々な種類があります。例えば…

タマゴトリーナ


浮きにタコ足状のナイロンたわしを付けた産卵床です。これ「タマゴトリーナ」が正式名称(?)なんですね。ずっと卵トリナーだと思っていました…

セリアでも商品化されているし、めだかの産卵床の代表例といえるのではないでしょうか。

ころたまボール®

www.miplus.co.jp私は使ったことが無いのですが、ナイロン製のチュール生地を球体状に整えた産卵床です。沈めて使うことも、浮かして使うこともできるので、どんなめだかに対しても万能なイメージです。

シュロ皮


シュロとは、ヤシ科の植物の総称です。私は約6年前に使っていましたが、今やこのシュロ皮を使っている方は少ないのでないでしょうか?
植物由来で安心だし耐水性も高く長持ちしますが、ぼろぼろと繊維が落ちていくのがネックでした。

浮草

ja.wikipedia.orgホテイアオイ等の浮草も産卵床として使えます。私がめだかを始めたばかりの十数年前はホテイアオイを使っている人が多かった気がしますが、こちらもシュロ皮同様今ではあまり使われていないように感じます。

浮草は水質浄化効果もありますし、勝手に増えるので意外と便利だった気もします。根が千切れやすいのはネックだったかな。


タマゴトリーナの様な形状で足部分がシュロ縄だったり、毛糸だったりするのも見たことがありますが、概ね上記が代表的な産卵床になるかと思います。


おすすめの産卵床

様々な種類があるめだかの産卵床ですが、私のおすすめはタマゴトリーナのタイプです。前述のとおり、最近ではセリアでも発売されていますし、自分で作る際の材料も入手しやすいので比較的始めやすいのがタマゴトリーナだと思います。

また、めだかの中にはタマゴトリーナに卵を付けずに容器の底へ落とす個体も居るので、そのような個体にはころたまボール®のように沈めるタイプの産卵床が役立つかと思います。必要に応じて適宜判断してみて下さい。

ちなみに私は「卵を容器底に落とすなら水替え時に拾えば良い」と思う人間なので、沈めるタイプはあまり使ったことがありません。

タマゴトリーナの足は柔らかい素材が良い

最後に、最近私が感じたことなのですが、タマゴトリーナの足に使うナイロンたわしは可能な限り柔らかい物が良いのかも知れません。

🔽コチラは左がセリアの産卵床、右がメルカリで購入した産卵床です。

写真だと色の違いしか伝わらないかと思いますが、メルカリ購入の物は足がやたら硬いです。そして、私の体感ですがめだか達の付ける卵の個数がいつもより少ない気がしています。

あくまでも私が体感で感じていることで、実際に少ない傾向があるのか検証した訳ではありませんが、産卵床の足の素材はなるべく柔らかい方が良いのではないかと考えています。


もし、めだかを始めたばかりで産卵床に悩んでいる方は、是非この記事を参考にして頂ければと思います。
では、また次回👋


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フロー型の記事とストック型の記事

こんにちは、ゴリラめだかです🦍


最近YouTubeで観て知ったのですが、ブログ記事はフロー型とストック型の2タイプに分けられるそうです。

この2タイプの部類を知ると、めだか界隈のブログは基本的にフロー型の記事が多いんだと気付きました。


フロー型の記事

フロー型の記事とは、

ニュース性のある記事

だそうです。

そして、このタイプは記事の内容に関心持つ人が多いタイミングや、記事を更新した時にアクセスが増えるそうです。

また、記事が最新じゃないと読まれないという面もあるそうで、流行が廃れたら読まれなくなる、記事の更新を止めたら読まれなくなる等が特徴だそうです。


ストック型の記事

一方で、ストック型の記事とは、

検索エンジンからずっと読み続けられる記事

だそうです(以下、引用元)。
「フロー型記事」と「ストック型記事」を書き分ける [ブログ術] - No Second Life


例えば、仕事や恋愛、旅行など誰しもが一度は悩むような普遍的な内容の記事がこれに該当するようで、悩める人が居る限り記事は読まれ続けるようです。

ただ、普遍的である分深堀が大切で、自身の経験や調査などによって裏付けされた内容である必要があるそうです。となると、容易には書けませんね。


めだか界隈の記事

ブログ村ブログランキングの記事をいつも読ませて貰っているのですが、上記のフロー&ストックの部類でいうと、やはりめだか界隈はフロー型のように感じます。

何故なら、殆どの記事は日々のめだか飼育で感じたこと、発見したこと等の「小さなニュース」を書いている場合が多いからです。


そうなると、フロー型の特徴的にブログ更新を止めたらアクセスは増えないということになります。

実際これはかなり感じる部分で、私自身も更新を止めてしまった時のアクセス数の減りには常々悩ませれています。


ブログ運営のモチベーションを保つ

私にとってはアクセス数がブログ運営のモチベーションに直結しているので、フロー型の記事ばかりでは「アクセス数が増えない=やる気が出ない」という流れになってしまいます。

そこで、やる気低下から抜け出す為にも、少し前からストック型の記事も幾つか書いてきました。
🔽過去に書いたストック型の記事
gorillamedaka.hatenablog.com
gorillamedaka.hatenablog.com
gorillamedaka.hatenablog.com
最近はGoogleにキーワードを入れて検索した時、自分の記事が検索上位に入っていると非常に嬉しく感じています。

もし、毎日のブログ更新に疲れた方やなかなかアクセス数が安定しないという方は、フロー型からストック型へ切り替えてみては如何でしょうか?

では、また次回👋


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