松井鰭長×リアルロングフィンの奇形
こんにちは、ゴリラめだかです🦍
今回は「松井鰭長×リアルロングフィン」で気付いたことを書いていきます。ただし、きちんと検証した訳ではないので鵜吞みにはしないでほしいです。
鰭が伸長する形質
まず、鰭が伸長する形質の代表例としては、以下が挙げられるかと思います。
松井鰭長
すべてのヒレが伸長しますが,ヒレの長さや形状は様々です。伸長したヒレの先が裂けることが多いため,ヒレの裂けていないヒレ長が優良な個体とされています。
(以下、引用元)
ヒレ長(松井ヒレ長) ~メダカのヒレ変化の特徴~ メダカの特徴31/35 | メダカの特徴 | 改良メダカweb図鑑
ロングフィン
背ビレとしりビレの軟条が全体的に伸長します。体外光であれば伸長した部分に光が発現しやすい特徴があります。
(以下、引用元)
ロングフィン ~メダカのヒレ変化の特徴~ メダカの特徴32/35 | メダカの特徴 | 改良メダカweb図鑑
鰭が伸長する形質の組み合わせ
幾つかある鰭長形質を組み合わせたものには、「スワロー×松井鰭長=バタフライ」などが有名な表現です。
一方で、比較的新しい形質であるリアルロングフィンを組み合わせた表現も最近は多く見られます。
🔽例えば、ロングフィン系の個体とリアルロングフィンを掛け合わせると、ヒレ先の軟条が伸長したリアルロングフィンになるなどです。
松井鰭長×リアルロングフィン
では、冒頭でも触れた松井鰭長×リアルロングフィンについて私が気付いた点ですが、
それは「奇形」が多いことです…
リアルロングフィンを累代されている方なら分かるかと思いますが、稀に鰭が異常に伸びるものの鰭が曲がったり縮れたりする奇形が産まれます。
🔽こんな感じの奇形
この奇形が松井鰭長×リアルロングフィンの系統ではかなり多く出るように感じます。
きちんと数えては居ませんが、松井鰭長が掛かっていないリアルロングフィン系統では50匹に1匹居るかどうかくらいですが、
松井鰭長×リアルロングフィン系統では、50匹に10匹以上は居そうな感じでした。
混ぜてしまって後悔
こんにちは、ゴリラめだかです🦍
最近ブログのアクセス数が調子いいです。
他の人気ブログと比べればまだまだだと思いますが、かなりモチベーションに繋がっています。
では、実際どのくらいのアクセスなのかというと、月間1万アクセスのペースです。流入のほとんどはGoogleかYahooで、ブログ村や人気ブログランキングにもっと頑張って貰いたいところ。
さて、今回は最近見つけた悩ましい個体について。
リアルロングフィン疑惑
🔽まず見て頂きたいのがコチラの個体
見てのとおり北辻ヒレロング光体型です。
ただ、気になるのが尾ひれの大きさ。身体に対してその比率が大きく感じます。
そこで思いました「もしかしたらリアルロングフィンが掛かっているかも」と。
カイジの成熟
こんにちは、ゴリラめだかです🦍
今日は朝から小雨が降っています。
最近、釣りをしたいと思ってライトゲーム用の道具を揃えているのですが、雨降ってるし雷注意報が出る日もあるので、しばらくお預けされてます。
さて、今回はカイジについて
カイジ
カイジとは飛鳥めだかさん作出の黒系品種で
オロチは体色、鰭が真っ黒であり、それに対してカイジは鰭に黄色素が入ります。
また、カイジの中でも背鰭、尻鰭には黄色素が入るが尾鰭が真っ黒なのを【改志】カイジと漢字で管理しております。
とのことです(以下、引用(孫引き?)元です)
飛鳥めだかさんのカイジ
購入から1ヶ月半経過
我が家のカイジは涼風めだかさんから迎えた個体で、ヤフオクにて購入から1ヶ月半が経ちました。
最近、久し振りに横見で観察してみて「また黒くなったな~」と感じたので、近影を載せます。
👇上:オス、下:メス
如何でしょうか?
👇1カ月前と比較してみるとこのとおりです。
注目して頂きたいのは「オスの尾鰭&尻鰭」、「メスの尻鰭」です。
軟条の隙間に黒色素が広がり、透明な部分が減っており、購入時点から更に表現が成熟しているのが見てとれます。
繫殖の状況
こんなに良い個体を迎え入れたからには、どうしても気になるのが繁殖状況ですが、ズバリ言うと非常に良好です。
梅雨時期で日照等も不足しがちなタイミングですが、それでもきちんと産んでくれています。
セリアのボックスで飼育中の針子~稚魚も結構増えたので、そろそろ大きな容器に合流させて一気に成長させたいところ。
辛い選別
こんにちは、ゴリラめだかです🦍
今週はほとんどめだかに触れることが出来ませんでした。今日の夕方から駆け込みで確認しましたが、結構変化がありますね。
それはさておき、今回は最近行ってる辛めな選別についてです。
過密&大小無選別
まず、何が辛いのかというと過密飼育かつ稚魚の大小選別も行ってないので、ずっと小さいままの個体達を選別していることです。
35ℓ容器で100〜200匹の稚魚を飼育しているので、やはり成長は鈍く1cm前後のまま数ヶ月が経ってます。
一応、大きさの選別もしてないので極端に大きな個体も居ますが、それでも普通に飼育するより遅いと感じます。
小さ過ぎて目が疲れる
これらの個体を横見で見て選別しているのですが、やはり目が疲れてしまいます。
また、選別の為に20分くらい眺めていることもあるので、正直に言って効率が悪過ぎます笑
ちなみに、この選別ではこれくらいの大きさのタモを使ってます。
何故こんなやり方をするのか
では、何故このような飼育、選別を行なっているのかというと、この個体達がとある交配のF2世代であること、飼育スペースが少ないこと、欲しい形質の出現率が極端に低いことが原因です。
F2世代の採卵
まず、F2世代の採卵については言わずもがな多く採るべきです。何故なら、掛け合わせで欲しい表現の組み合わせが産まれるのはF2世代が最も確率が高いからです。
私も昔誤解してたのですが、「累代すれば良い個体が出る」というのはあまりにも楽観的な考えで、F2世代で出なかった表現がF3以降に出るには不確定要素が多過ぎます(その辺りもいつか記事にしたいですね)。
したがって、欲しい表現を出す為にもF2世代で数を採る必要があると考えています。
飼育スペース不足
次に、前々から書いてるとおりウチの飼育スペースは決して広くはありません。むしろ比較的狭い部類だと思います。
したがって、今回の交配系統を複数の容器で飼育する余裕がないので、35ℓひとつでの飼育を余儀なくされています。
出現率の低さ
最後に、この交配系統において欲しい表現の出現率が極端に低いのも数を採る原因となっています。
この系統では、欲しい表現の出る割合はおよそ1/128(約0.8%)です。実際、100〜200匹を飼育している中で欲しい表現が揃った個体は1匹だけでした。
オリジナル体内光系統(part3)
こんにちは、ゴリラめだかです🦍
今日はネタ不足につき体内光系統の近況報告です。近況というほど前回から間が開いていないのはご容赦下さい。
オリジナル体内光系統
以前から少し紹介させて頂いている系統ですが、黒百式を用いた交配です。
とある検証のため、黒百式の側面光を別品種に乗せようと交配を行っています。
過去の記事はコチラからどうぞ
gorillamedaka.hatenablog.comgorillamedaka.hatenablog.com
近況報告
現在、同系統から産まれた子が表現のある程度見える若魚になった時点で、どんどん選別を行っています。
その中で、気になった個体たちを紹介します。
体内黒の際立つ個体
まずは、以前の記事でも紹介した個体です。
鰓蓋周辺に体内黒がにじみ出ているこの個体は、体内黒と濃い体色を両立しているので次期種親の有力候補です。
現在2㎝ちょっとですが、鰓蓋下部の青色も気になるし成熟して仕上がった時の表現を早く見てみたいです。
黒体色と側面光を両立した個体
次に、最近見つけたばかりの黒体色と側面光を両立させた個体です。今まで体内黒や側面光を兼ね備えた茶体色の個体は多く出ていたのですが、黒体色はこの個体が初めてです。
実は、冒頭で書いた「とある検証」とは黒体色と側面光の組み合わせが、どのような表現になるのか見るものなので、私にとってこの個体は非常に価値のあるものだと感じています。ただ、体内黒が見えないこと体色が薄いこと考えると理想には程遠いのですが、運が良ければ検証に進歩が得られると思います。