ゴリラめだかのブログ

南の島でメダカを飼育しています

初心者のめだか交配

こんにちは、ゴリラめだかです🦍

めだかの交配に力を入れ始めてから1年弱経ちましたが、未だにオリジナルのオの字も無い初心者です😅
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そんな私がこの1年弱を反省しつつ、初心者が交配で注意すべき点を書きます。


さっそくですが、注意点は以下のとおり。

  1. F2世代が勝負
  2. 選別し過ぎない
  3. 掛け戻しを考える
  4. 他所は気にしない


順番に説明すると、
まず1については、劣勢遺伝する形質は隔世で現れることを考えると分かるかと思います。

例えば、A表現とB表現の個体を掛け合わせて、ABどちらも兼ね備えた個体を作るなら、それが出るのはF2世代からですし、その確率はおよそ16分の1です。

出現率が6.25%と考えると、F2世代は沢山採って、しっかりと狙った表現の個体を出す必要があります。また、F3世代以降で狙うのは、優勢遺伝のホモになってる可能性があるので難しそうです。

初心者にありがちだと思うのですが、「地道に累代を重ねれば良い個体が出るだろう」という考えは、実は遠回りなのかも知れません。




次に2については個人的な問題ですが、飼育スペースが狭いので、F2世代も稚魚や若魚のうちから選別して、スペース確保に努めてました。

ただ、これは有望な個体を逃すことに繋がり兼ねないと今なら思います。いつも選別個体達が大きくなってから「良い個体が1匹も居ないと…」後悔してました😭

1でも述べたように、F2世代ですら狙った表現が出る確率は低いので、表現が定まり切らない小さいうちから選別するのは、母集団を減らして、ただただ確立をより下げてるだけだと感じました。




また3については、F2世代で狙った表現を備えた個体が出たとしても、その表現が弱い場合があるので、そんな時に掛け戻しを検討してます。

例えば、ブラックリム系の松井鰭長を作ろうと思って、F2世代で表現が揃ったのに、ヒレ伸びがチョロっとだけということが実際にありました。

こんな場合に、松井鰭長の表現を持つ元親系統を掛け戻して、ヒレ伸びの強化に努めます。

正直、ブラックリム系の血がどんどん薄まる気がして、躊躇ってしまうのですが結構重要らしいです🤔




最後に4についてですが、これは個人的な気持ちでしかありません🤣

近年のめだか業界は改良のスピードが早く、開発競争が激化してる印象があります。

そんな中なので、自分が思い描くめだか像の交配に取り組み始めたら、既に誰かが作ってたなんてことも結構あります。

そうなると、二番煎じを避けるために取り組み始めた交配を止めちゃうんですが、最近は「二番煎じでも良いじゃん」と思うようにしてます。

他所が先に作ったからといって、それと全く同じものは出来ないし、自分が楽しんで好きなものを作るのが一番かと思ってます。

めだかで生計を立ててる人は、そんな悠長なこと言えないかと思いますが、私はあくまでも趣味なので気楽にいきます👍



以上4点が個人的な反省も踏まえた交配の注意点ですが、初心者の同志達に少なからず役立てばと思います

では、また次回👋

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