白カビ病対策と知ってるようで知らないメチレンブルーの作用機作
こんにちは、ゴリラめだかです🦍
寒くなると卵の白カビが気になりますよね
(下は自作のイメージ図)
白カビとは
- ミズカビ属の糸状菌
- 水温が低い(20℃以下?)と多く発生する
- 魚にも感染する(ミズカビ病、ワタカムリ病)
そんな白カビに効果的なのがメチレンブルーです。
メチレンブルーはアクア業界では殺菌剤として馴染みのある物ですが、実は歴とした医薬品でメトヘモグロビン血症に対する治療剤です。
メトヘモグロビン血症に対しては、メチレンブルーからの生成物がメトヘモグロビンをヘモグロビンは還元することで改善するそうです🤔
ここで皆さん気になると思うのが、殺菌的な使われ方じゃない点ですよね。私たちアクアリストは殺菌剤のイメージなのに、どういう事なんでしょうね?
それを調べてみた結果…
メチレンブルーは光増感剤として、基底状態の酸素分子を励起状態の一重項酸素にするが、この一重項酸素がいわゆる活性酸素であり、活性酸素の強い酸化作用が殺菌効果を示すそうです。
んーよく分からんですよね😅
つまり、ザックリこんなイメージです💦
また、メチレンブルーは魚毒性が低く、副作用もほとんどないとされているそうです。毒性と副作用の少ない殺菌剤なら、多少安心して使えそうですね!
余談ですが、メチレンブルーと用途が似ているマカライトグリーンも活性酸素による殺菌という点では同じです。
ただ、魚毒性が高いのとげっ歯類で発ガン性が示唆され、遺伝毒性を否定できなかった点を考えると、メチレンブルーの代用は現実的でなさそうです🤔
では、また次回👋
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