こんにちは、ゴリラめだかです🦍
梅雨の天候不良による影響か下記の個体が亡くなってしまいました。かなり気に入っていたのでショックでしたが、沢山産卵してくれて感謝しています。
🔽ユリシス系の交配系統
話は変わりますが、上記の系統は雌雄で体外光の差が激しかったので、体外光の遺伝率強化を行いたいと常々思っていました。
体外光の強化
では、体外光に雌雄差があるとはどういう事かというと、体外光に係る遺伝子が雄の性染色体(y染色体)上に乗っていない為、雄では体外光の遺伝子が常にヘテロとなっているのだと考えています。
つまり、雄の性染色体に体外光の遺伝子を乗せることが体外光の遺伝率強化に繋がると考えられます。
方法
体外光の遺伝率を強化するには、体外光の発現に雌雄差が無い系統を交配するのが一番だと思います。
減数分裂において生じる交差(乗換え)によって、x染色体上の体外光に係る遺伝子をy染色体にもたらされるのだと考えているのですが、交差のそんな偶然を待つよりも手早く外部から導入した方が良いと思うのです。
🔽交差(乗換え)のイラスト
実際使用する系統
体外光を強化するにあたって、今回私は「シャイナー」を使ってみました。
🔽シャイナー
雌雄関係なくフルボディになり、下唇や胸鰭までグアニンが乗るこの品種なら間違いなく改善に繋がると思われます。
採卵したてでこれからF1が孵化するので、F2以降の表現を見れるのは随分遠くになりますが、先ずは交配させない事には始まらないので、地道に進めていこうと思います。
では、また次回👋
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