辛い選別
こんにちは、ゴリラめだかです🦍
今週はほとんどめだかに触れることが出来ませんでした。今日の夕方から駆け込みで確認しましたが、結構変化がありますね。
それはさておき、今回は最近行ってる辛めな選別についてです。
過密&大小無選別
まず、何が辛いのかというと過密飼育かつ稚魚の大小選別も行ってないので、ずっと小さいままの個体達を選別していることです。
35ℓ容器で100〜200匹の稚魚を飼育しているので、やはり成長は鈍く1cm前後のまま数ヶ月が経ってます。
一応、大きさの選別もしてないので極端に大きな個体も居ますが、それでも普通に飼育するより遅いと感じます。
小さ過ぎて目が疲れる
これらの個体を横見で見て選別しているのですが、やはり目が疲れてしまいます。
また、選別の為に20分くらい眺めていることもあるので、正直に言って効率が悪過ぎます笑
ちなみに、この選別ではこれくらいの大きさのタモを使ってます。
何故こんなやり方をするのか
では、何故このような飼育、選別を行なっているのかというと、この個体達がとある交配のF2世代であること、飼育スペースが少ないこと、欲しい形質の出現率が極端に低いことが原因です。
F2世代の採卵
まず、F2世代の採卵については言わずもがな多く採るべきです。何故なら、掛け合わせで欲しい表現の組み合わせが産まれるのはF2世代が最も確率が高いからです。
私も昔誤解してたのですが、「累代すれば良い個体が出る」というのはあまりにも楽観的な考えで、F2世代で出なかった表現がF3以降に出るには不確定要素が多過ぎます(その辺りもいつか記事にしたいですね)。
したがって、欲しい表現を出す為にもF2世代で数を採る必要があると考えています。
飼育スペース不足
次に、前々から書いてるとおりウチの飼育スペースは決して広くはありません。むしろ比較的狭い部類だと思います。
したがって、今回の交配系統を複数の容器で飼育する余裕がないので、35ℓひとつでの飼育を余儀なくされています。
出現率の低さ
最後に、この交配系統において欲しい表現の出現率が極端に低いのも数を採る原因となっています。
この系統では、欲しい表現の出る割合はおよそ1/128(約0.8%)です。実際、100〜200匹を飼育している中で欲しい表現が揃った個体は1匹だけでした。