【不完全優性】北辻ヒレロング系のF1にも表現が!?
こんにちは、ゴリラめだかです🦍
めだかに限らず、遺伝に関する様々な場面でよく聞く言葉として不完全優性があります。
確か、中学の理科の授業でも習いましたね😆
不完全優性とは、「完全優性に対し、対立遺伝子間の優劣関係が明瞭でなく、不完全な場合をいう」とのこと。(出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
人間の血液型が良い例で、A型とB型の優劣関係が不完全なためAB型という中間形質になります。
また、めだかで言えば光体型も実は不完全優性で、背ビレの軟条は通常6〜7本のところ、光体型ヘテロは8本くらいに増えます。
光体型ヘテロです。8本あるので背ビレの軟条を数えてみて下さい。
そんな中で、最近気になるのが北辻ヒレロングで、恐らくこの表現も不完全優性だと思います。
こちらは、北辻ヒレロング系×㊙︎のF1ですが
何となく尻ビレの軟条数が多く見えます👀
そこで、アプリを使って数えてみると
F1は21本でした。
また、親に使った北辻ヒレロング系は25本で、
㊙︎は17本でした。
25+17=42本なので、F1はちょうど両者を足して割った数になってますね🤔
実際の本数から見ても、やはり北辻ヒレロングは通常遺伝子に対して不完全優性の関係にあると思われます
光体型が一昔前までは劣性遺伝だと思われていたように、不完全優性は目立たないだけで、もしかしたら色々な形質に潜んでるかもしれませんね。
こういう理科で勉強したことが実際に見える改良めだかは本当に楽しいです。では、また次回👋
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